大城 バネサ
oshiro vanesa
沖縄のかほり
曲解説
1、 三線(さんしん)のかほり(移民の唄) 作詞:青山るみ 作曲:大城バネサ
大城バネサの祖父が戦前に沖縄からアルゼンチンに移住したが、移住前の夢と現実はかけ離れていて、相当な苦労をしたという。そんな苦労ばかりの生活のなかでも、三線による歌や踊りが沖縄を思い出させ、心の助けになり、生活を維持することが出来た。という実話を元に、新たに制作した楽曲である。
2、今帰仁(なきじん)の春 作詞:青山るみ 作曲:大城バネサ※オリジナル新曲
沖縄県今帰仁村(なきじんそん)から1万8千キロ離れたアルゼンチンに移民しても、今帰仁にいる親友との絆がいつでも勇気づけてくれる、という大城バネサの祖母の思いをモチーフにした楽曲。
3、てぃんさぐぬ花 沖縄県民謡
沖縄の人々の幼いころからの愛唱歌。思い出とともに心を癒してくれる。三線とコーラスは新垣慶一郎氏。
4、逢いたい島(じま) 作詞・作曲:えざきまさる
沖縄の土地、景色、気候そして人の素晴らしさを伝えるための歌として制作した「逢いたい島」はメロディと歌詞の良さが日本各地で支持されている。
5、南風(なんぷう)~美(ちゅ)ら海Ver.~ 作詞:松井由利夫 作曲:浜 圭介
2008年に発表した沖縄の漁師(海人)の生活と心情を描いた楽曲。東芝EMI時代に発売した。
6、ヒヤミカチ節 作詞:平良新助(たいらしんすけ) 作曲:山内盛彬(やまうちせいひん)
沖縄県今帰仁村出身の平良新助(たいらしんすけ)が1953年に人々に希望と誇りを取り戻そうと歌詞を書き、 その志に共鳴した山内盛彬(やまうちせいひん)が作曲した曲である。 リズムが良く、場が盛り上がる元気な曲で、「頑張るぞ!」という意味の「ヒヤミカチウキリ」という歌詞を含め、昔からある民謡のように沖縄県民から愛されている。アルゼンチンの代表的楽器バンドネオンを加えたアレンジが特徴的となっている。
7、唐船(とうしん)ドーイ 沖縄県民謡
沖縄では誰もが知る沖縄民謡で、祭りやイベントの最後を盛り上げる曲として歌われる。この歌がはじまると両手を頭上に挙げ、手首を回しながら左右に振るカチャーシーがはじまり、指笛、掛け声などとともに会場全体が踊りはじめる。
8、Solo le pido a Dios 作詞・作曲:Raul Alberto Antonio Gieco
レオン・ヒエコが作ったアルゼンチンでは誰もが歌えるスペイン語の反戦歌。アルゼンチンと沖縄に共通する反戦への強い思いをこめて大城バネサがカバーし、ボーナストラックとして収録する。