鈴木 彩子
Saiko Suzuki
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2020.04.06
デビュー30周年を記念したオールタイム・ベストアルバムをリリース!!
1990年5月21日、シングル「独立戦争」により、18歳でデビュー。メッセージ性の強い歌詞を強烈なハスキーヴォイスに乗せ、世代の代弁者として、熱いファンを獲得してきたシンガーソングライター鈴木彩子。「サイコ」「SAICO」とアーティスト名を変えながらも、常に真摯な音楽を届けてきましたが、この度、デビュー30周年を記念した作品『ALL TIME BEST ALBUM』を5月27日(水)にリリースすることが決定しました。
本企画は、鈴木彩子がこれまでに発表してきた作品より、自らセレクトした30曲を2枚のCDに収録。デビューから在籍したビクター時代の代表曲はもちろん、その後のDAIPRO-X~自主制作でリリースした作品まで、レーベルを超えて選曲した初のオールタイム・ベストアルバムとなっています。
キャリアを集大成する2枚組の選曲にあたり、Disc1は“Passionately”(情熱的に)、Disc2は“Softly & Gently”(やわらかにゆるやかに)と題して楽曲をセレクト。また、ハッシュタグ「#鈴木彩子リクエスト」を付けたSNSへの投稿をファンにも呼びかけ、選曲の参考にしています。
Disc1“Passionately”には、「葛藤」「罪」「自分自身の証明」等、自身が詞曲を手がけた代表曲を中心に、高見沢俊彦(THE ALFEE)が書き下ろしたデビュー曲「独立戦争」のロングバージョン、中学生の時に聴いて音楽の夢を志した「VOICE ~明日への滑走路」(RADIO SHOPの曲のカヴァー)他、大切なナンバーが収められました。
Disc2“Softly & Gently”は、シンガーソングライター上田知華が手がけた人気曲「風に吹かれて」「それぞれの探しもの」他、やわらかくポジティブなメッセージが込められた作品を中心に収録。染谷俊との共作「この道の上」(2001年)、石垣愛(ex: THE MAD CAPSULE MARKETS)がサウンドをプロデュースした「光」(詞曲:SAICO)(2010年)等、彩子のキャリアにとって重要な節目を担った曲もセレクト。2005年にライブ会場限定で配布した貴重なナンバー「ラムレーズン」(詞曲:大森洋平)も特別に収録しています。
同時発売される生産限定盤には、150分を超えるボリュームの豪華DVDと別冊ブックレットが付属。CDと同様、DVDにもレーベルを超えて鈴木彩子自身がセレクトした31曲の映像がたっぷりと収められます。ブックレットには、本人からのメッセージ&収録曲へのコメント、完全ディスコグラフィーも掲載の予定。
現在の鈴木彩子は、2017年にオープンさせた自身のフラワーショップ「アナスタシア」を拠点に、フラワーデザイナーとして活躍。ショップには全国から熱心なファンも訪ねて来るとのことで、音楽から離れていても、ファンの声はサボ(鈴木彩子のニックネーム)に届けられています。
鈴木彩子30thアニバーサリー・プロジェクトでは、デビュー30周年記念ライブも計画中ですが、新型コロナウィルスの収束が見通せず、世界中の人々が苦しんでいる現状で、今は詳細が発表できるタイミングではないと判断いたしました。安心してライブが開催できる日が戻ってくることを願って、それまでは、この『ALL TIME BEST ALBUM』を楽しみにしてください。なお、ハッシュタグ「#鈴木彩子リクエスト」は現在も継続中なので、30周年ライブに向けたリクエストなど、サボへのメッセージをぜひお寄せください!
<鈴木彩子のメッセージ>
デビュー30周年記念のベストアルバムをリリースしていただけるということで、今までのCDを全部聴き直し、映像も全部観ました。涙が止まりませんでした。そして初めて気づいたことがあります。
「私は愛されていたのだ」ということです。
私はなぜか自分自身を好きになれませんでした。自分自身を大切に出来ませんでした。ずっと愛される資格のない人間だと思っていました。なぜかわかりませんが、いつもそう感じながら生きていました。
けれど、映像の中には、本人が気づかないだけで、愛をいっぱい貰っている自分が、鈴木彩子がいました。関係者の皆さんにもファンの皆さんにも大事にしてもらい優しくしてもらい許してもらい愛をいただいていました。ありがとうございます。みなさん。ありがとう。愛をありがとう。
いつも自分には、人より何か足りないような気がして、不安で心細くて、それで、私は必死に歌を唄って来たんだと思います。
150曲から30曲を選ぶのは大変でした。過去を振り返り、ただ昔を懐かしむだけの作品ではなく、聴いて下さった方の、この先に広がっている未来に、大切な毎日に寄り添って行ける様な曲たちを…と思い、選曲&流れを決めました。オールタイム・ベストアルバム、是非そばに置いてやって下さい。