PROFILE プロフィール

(L. to R.)
フィル・メイヤー / Phil Maher (g, key)
ジェイク・ブース / Jake Booth (ds)
サム・ライダー / Sam Ryder (vo, g)
ゲイリー・ストーン / Gary Stone (b)


幼少期からギターやベース、ドラムをプレイしていた幼馴染みの少年4人、サム・ライダー(vo, g)、フィル・マイヤー(g, vo)、そして実の兄弟であるリース・ビュード(ds)とジェイ・ビュード(b, vo)が、2006年に地元であるイギリスはエセックスにて結成。皆、両親がメタルを好んで聴いているというバンドを組むには最高の家庭環境で育ち、子供の頃からヘヴィ・メタルやハードコアが大好きだった。メンバーの当時の年齢は、最年長のリースが18歳で、弟のジェイにいたっては16歳であったので、全員が初めてやったバンドが、このTHE MORNING AFTERだ。

結成当初は、NWOBHMをはじめとする古き良きメタルに、近年のメタルが持つサウンドを新しい感覚でミックスして楽しんでいた。その遊びが発展していき、次第にメンバーは本格的に曲作りに取り込むようになる。地元のライヴハウスでプレイし、幼少期からの鍛錬で身に付けた年齢に似つかわしくないプレイヤビリティで、ローカルな人気が高まってゆく。そしてバンドはデモテープを制作、リース・ビュードがそれをイギリスのRising Recordsに送る。Rising Recordsは彼らに非常に興味を持ち、すぐさま契約を結ぶことになる。08年1月のことだ。

レーベル契約を獲得した時点で、すでにバンドは“Sometime After Dark”と“Glitter And Bombs”、そして“Crush Kill Destroy”を完成させていたので、残りの楽曲作りに取り掛かる。そして2008年の8月にレコーディングをして、デビュー・アルバム「YOU CAN’T HURT STEEL」を完成させる。

NWOBHM勃発から30周年を迎えた2009年に入ると、イギリスにて小規模のツアーを数本行なう。そして遂に同年7月6日、アルバム「YOU CAN’T HURT STEEL」がイギリスにて発売となる。アルバムが発売されたあとも、祖国をツアーして回り、9月16日にはロンドンのUnderworldという会場で行なわれたMICHAEL SCHENKER GROUPのライヴのサポートを務める。09年10月からは、元RASING SPEEDHORNのゴードン・モリソン(ds)によって結成された同郷のメタル・バンドVIKING SKULLと共にツアーを開始。このツアーは11月中旬まで続くこととなる。そして2010年1月に、「YOU CAN’T HURT STEEL」の発売をもって日本デビューを飾った。

2010年5月、BLESSED BY A BROKEN HEARTの英国/欧州ツアーに、LOVEHATEHEROとともにサポートとして参加。妊娠中の奥さんの側にいるためツアーを離脱していたケイシー・ジョーンズ(g)の代わりに、サムがTHE MORNING AFTERと掛け持ちでBLESSED BY A BROKEN HEARTをサポート・ギタリストとしてヘルプした。その後バンドは、『DOWNLOAD FESTIVAL』に出演。さらに、同年7月から始まったBLESSED BY A BROKEN HEARTのアメリカン・ツアーにも、サムはヘルプとしての帯同要請を受ける。そのときすでにTHE MORNING AFTER は2ndアルバムの制作を開始していたため、この要請を受けるべきか悩んだサムであったが、最終的にこれを承諾。その全米ツアーの経験を、ニュー・アルバムに注ぎ込んでいく。(その後サムは、BLESSED BY A BROKEN HEARTの正式メンバーとなり、THE MORNING AFTERと二足の草鞋を履くこととなる)

しかし、2010年11月、リースとジェイのビュード兄弟がともに脱退。ニュー・アルバムのレコーディングでは、サムとフィルがベース・パートも務め、ドラム・トラックはFEI COMODOのロブ・クレムソンが助っ人ドラマーとしてレコーディングした。レコーディングが終わると、ジェイク・ブースが正式なドラマーとして加入。本国イギリスで、GLAMOUR OF THE KILLのライヴのサポートを務めるなど活動を続けた。

そして2011年10月、ベーシストとしてゲイリー・ストーンが加入し、再び4人編成となったTHE MORNING AFTERは、他の地域に先駆け11月に2ndアルバム「LEGACY」をリリースする。

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