net K2(ネット・ケー・ツー)は音楽配信等の圧縮音源に関する高音質化技術です。
net K2には、Pre (プリ)処理とPost(ポスト)処理と呼ばれるの2つの領域があります。
netK2 高音質化音楽配信技術 netK2と高音質化
K2 Pre処理
オリジナル音源から圧縮エンコード(AAC・ATRAC3・WMA・MP3等)する前に、それぞれの圧縮フォーマットに合わせて最適なPre処理が施されます。
Pre処理を施された圧縮音源には、圧縮前のオリジナルに近い音楽情報を収めることが可能で、圧縮されていながらも元に近い高音質化を実現します。Pre処理された音源はどの再生機器でもその効果が得られます。
ビクターエンタテインメントから発売されている配信音源のほぼ総て、携帯メーカーの音源サービスの一部、TBSラジオの一部放送等にPre処理が採用されています。
netK2プリ処理
K2 Prost処理
~圧縮された音源を再生するハード端末機器にK2 Post処理技術を搭載して高音質化を図ります。K2 Post処理が動作すると、圧縮前のオリジナルに近い音楽情報の再現が出来ます。
K2 Post処理は様々なフォーマットで圧縮された音源総てに効果を発揮します。加えて、Pre処理が施された音源においては更に効果的で、高い圧縮レートでも非常にオリジナルに近い高音質化を実現します。
KDDIの端末機器の一部にPost処理が採用されています。
netK2ポスト処理