CROSS TALK 2025新社長×2025年入社・新入社員座談会
2025年入社・新入社員座談会
これからのビクターエンタテインメントを作っていく、新入社員と新社長。
立場を超え、それぞれが思い描く“これからのビクターエンタテインメント”について語ってもらいました。
※所属は取材当時(2025年12月)の部署です。


社長プロフィール
小野 朗
おの あきら
1994年、大学卒業後ビクターエンタテインメントへ入社。
エリアプロモーターを経て、スピードスターレコーズの宣伝・制作部門でTHE MAD CAPSULE MARKETS、つじあやの、WINOなど、さまざまなアーティストを担当。
2006年よりサザンオールスターズを担当し、2010年よりスピードスターレーベル長を務める。
2025年6月19日付で代表取締役社長に就任。
デジタル
マーケティング
アニメ音楽制作
パッケージ
セールス
ビクターって、どんな印象だった?
新入社員との対談、すっごく楽しみにしていました! なかなか仕事で会う機会がないからと、「若手社員と役員の懇親会」をつい先週開いたんだよね。個性たっぷりなメンバーばかりで面白かったから、もっと頻繁に定期開催したい!と思いました。
こちらこそ、ぜひ! 懇親会で小野さんが学生時代にバンド活動をしていたと聞いて、「同じだ!」とうれしくなりました。
そうそう。僕は4歳の頃からピアノを習っていて、触れていた音楽はクラシックや歌謡曲が中心だったんです。初めて買ったアナログは沢田研二さんのTOKIOだったな。バンドを始めたのは高校時代から。YMOに影響を受け、80年代の洋楽にハマり、MTVやベストヒットUSAを毎週欠かさず見ていました。
みんなはどんな曲に触れてきたんだろう?
私は中高生のときにガールズバンドのボーカルをやっていて、SCANDALをよく歌っていました。…正直に言うと、うちの所属アーティストだったんだ!と、入社してから知りました(笑)。
僕もバンド活動をやっていて、SCANDALは演奏したなぁ。高校時代に大ヒットした星野源さんの「恋」を部活で演奏したこともあります。みんなで恋ダンスを踊っていました。
僕は高校時代ブラスバンド部だったので、「恋」は何度も演奏しました。僕ら世代にとっては、全員が踊れるくらいの思い出の一曲です。
「恋」は私にとっては“つい最近の仕事”という感覚なので、改めてみんなの若さを実感する!
みんな一様に音楽が好きだったと思いますが、なぜ当社を選んでくれたのか、ぜひ聞かせてほしいです。
面接で出会った社員のみなさんが「ウェルカム!」と迎えてくれているようなあたたかさがあったんです。自分という個人に興味を持って話を聞いてくれる人が多くて、取り繕う感じがなかった。ここに入社したら自然体でいられるな、と思いました。
わかる。とても長い時間を割いてたっぷり話を聞いてくれて、すごく歓迎されていると嬉しく思いました。他の音楽業界の会社も受けたのですが、ビクターの面接では特に強いこだわりを感じました。
こだわりといえば音楽に対する印象もそうかも。もともとビクターといえば、サカナクションや星野源さん、家入レオさんといったアーティストの印象が強くて、音楽の“質”を追求しようという姿勢が一番感じられる会社だなと思っていました。どの層にも刺さる大衆受けを目指すのではなく、音楽好きに刺さる曲を出していこう、と。そこが一番惹かれたところでした。
僕も最初は「音楽業界大手の中の一つ」という認識しかなかったんですけど、知れば知るほど「音楽でやりたいことをこだわってやっている!」という印象が強くなっていきました。個人的には星野源さんの新しいアルバム「Gen」がすごく挑戦的で魅力的で、「ビクターならでは!」と思っています。
すごいね。ビクターの特徴をすごく的確に捉えてくれているんだなと、話を聞いていてうれしくなりました。
聞いていて改めて思ったんだけど、いい意味で単に“売れる”ことだけを見ていないのが、受け継がれてきた企業文化かもしれない。アーティストがやりたいことをしっかり実現しようという“アーティストファースト”の姿勢は、僕が入社した頃から全然ブレていないところです。
音楽とは、アーティストがゼロイチで価値を作り出して生まれるもの。アーティストの生み出す作品のクオリティが常に一番の優先順位で、そこをリスペクトしなければ物事は始まらないという思いが約100年ずーっと根底に流れているんでしょうね。
入社して感じる「ビクターらしさ」って?
みんなは入社してから約半年だけど、どんな時にビクターエンタテインメントらしさを感じますか?
ビクターの先輩や同期と話していると、音楽の守備範囲が広い人が多いなと感じます。レゲエもクラシックも現代音楽も…と守備範囲が広くて、「どのジャンルもいいよね」とお互いの“好き”を認め合っている。そんな居心地の良さはビクターらしさなのでは、と思っています。
仕事中の何気ない会話の中でも音楽の話が出てくるよね。「この曲は、こんなアーティストの影響がルーツにありそうだね」などと話題が拡がっていって、音楽の知識量も豊富な人たちばかり。ビクター所属のアーティストのディスコグラフィーも、「〇〇年に、あの楽曲が出たよね」とすぐに名前や年が出てきます。幅広くいろんな音楽を聴いてきたんだな、自分ももっとインプットを増やさなきゃ、と思うことがよくあります。
先輩たちの情報量は本当にすごいよね。僕はアニメ音楽制作の部署にいて、「こんな曲を作りたい」と先輩や上司に相談する場面が多いのですが、話をした次の瞬間には「じゃあ、参考曲としてこんなのはどう?」と楽曲タイトルがぽんぽんと出てくるんです。有名な曲のインスピレーションの“元”となった、知らなかった楽曲を教えてもらえることが多くて、毎日が勉強です。
基本的に背中を押してくれるし、今も昔も、“ミュージックラバー”が多いのはビクターの変わらなさ、なんだと思います。ジャンルを問わず、『音楽』というものが本気で好き、という人が多いのでは。
僕は以前、「音楽への関心は、年齢とともに薄れていくのかな…」と不安に思っていたんです。でも今になっても、新しいものに触れたい、知りたいという気持ちはまったくなくならない。オフの時間でも、なるべく新しい音楽や映画、そのほかのカルチャーに触れたくて、つい情報を探っちゃいます。
みんなどんなインプットをしているの?
私はもともとアイドルオタクだったので、Xでの情報収集は日課のようなものなんです。入社後はいままで触っていなかったTikTokも見て最新トレンドをキャッチすることが習慣になりました。
僕は営業として、お客様の層や特徴を実際に見たいなと、ライブにはジャンルにかかわらず積極的に足を運んでいます。「このアーティストには、外国人のファンが多いんだな」「意外に、幅広い層がいるな」など、現場に行くからこそ得られる情報があって、どんなライブにもいっぱい学びが詰まっています。
僕は通勤時間がインプットの時間です。バズった曲を聞いたり、SNSで情報をサーチしたり。休みの日はライブやイベントに出かけることも多いです。学生時代とほとんど変わらず音楽を聴く時間を作れているので、充実感がありますね。
これからのビクターエンタテインメント
小野さんのいままでで一番大きな失敗を教えてもらえますか?
入社二年目のときに飛行機の時間を間違えてアーティストに教えて、飛行機に乗れなくなって生放送の出演をキャンセルさせてしまったことがあった。あまりにひどい失敗で、青ざめた思い出があります。ほかにも失敗はたくさんあったな…。でも素晴らしい経験もたくさんさせてもらえました。
みんなはビクターエンタテインメントに入って、これからの夢や野望はありますか? ぜひ聞きたい。
これから目指したいのは、「この人だから仕事をしよう、と思ってもらえるような人」になること。今の上長がまさにそんな存在で、「プロデューサーはぜひあなたにお願いしたい」とアーティストから直々に連絡をもらって仕事を受けています。クリエイターやアーティストに対してリスペクトの思いを持ちながらも、言うべきことは言うというバランスが絶妙で。アーティストがやりたいことに向き合いながら、現実的な折り合いも見極めてディレクションをしている。僕の憧れの働き方です。
尊敬する上長がいる、というのはものすごく恵まれていることだね。社長として、そんな環境を提供できていることに少しほっとしました。
私は、受け手にインスピレーションを与えられるような楽曲を作りたいです。進路を決めてくれたのが音楽だったので、そんな“新しい選択肢”を与えられるような仕事ができたらいいなと思っています。
僕は抽象的なんですけど、音楽に限らず、“社会にインパクトを与える仕事”がしたいなと思っています。たとえばサザンオールスターズは、楽曲はもちろん、アーティストとしての存在自体に、社会的なインパクトがあります。そんなアーティストやクリエイティブを世に送り出せる余地はまだまだたくさんあると思っているので、音楽だけではなく、映像やアニメを組み合わせたアートワークを作るなど、いろんなチャレンジをしていきたいですね。
やっぱりみんな、すごく深く、ちゃんと考えている! 僕が新人だったころ、そんな未来図はまったく描いていなかったので、すごいなぁと純粋に驚きながら聞いていました。
僕自身のこれまでの仕事を振り返ると、携わってきたアーティストが一気に売れ出す瞬間や、その過程に立ち会える体験は、何よりもダイナミックな経験だったなと実感しています。
今でも忘れられないのは、デビューの時期から携わったUAが大ヒットを出したとき。世の中の雰囲気が変わったことを肌で感じた体験でした。ほかにも、私が携わった仕事で言えば、サザンオールスターズの活動休止と、その5年後の活動再開は社会的にも非常にインパクトの大きな出来事で、社会を驚かせる仕掛けづくりも手掛けることができました。みんなにも、そうしたダイナミックな変化を味わえる仕事を、できるだけ多く経験してほしい。
入社して、質のいい“グッドミュージック”を作る環境が整っていることに感動したんです。そして、それらの音楽を多くの人に届け、拡げていかなければ意味がないと、改めて実感しています。まだ明確に自分の未来像は定まってはいませんが、“質のいい音楽を世界に届ける仕事”を手掛けていきたい。小野さんのおっしゃる“ダイナミックな体験”を味わうべく頑張ります。
ビクターエンタテインメントの仕事の本質は、いい作品を作って届けること。音楽に本気になって、クオリティのいいものをちゃんと出していくことは、これからも変わらずに続けていきたい。
まもなく創業100周年を迎える今、これからの100年に向けて何ができるのか。僕は、これまで通り質のいい作品を届け続け、さらにその届いた先にもアプローチができるような新しいエンタテインメントビジネスの在り方を追求していきたい。今までは「届ける」までが仕事だったかもしれないけれど、その先の「拡がり」を創出してみたい。良質なコンテンツを届けて、しかも“世の中のために役立てる”ことができたら、業界全体の未来もますます明るく、楽しくなっていくんじゃないかな、と夢を持っています。

2025年入社 新入社員紹介
































