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【Vol.1】
 しかしまあ何ですな、ホームページ開設ということで、おめでとうございます。えっ?
ずいぶん人ごとじゃないかって?いやそりゃビクターさんがね、もっと言うと宣伝のムギ君っていうのが作りたいっておっしゃるんですね、それで、ああそうですか、それならお作りになったら宜しいんじゃないですか、って感じで出来ちゃったわけですから。実はね自分達のホームページっていうのを立ち上げてみるか、ってのも考えなかったわけじゃあないんですけどね、色々メンドくさいじゃないですか、それで時が経っていくうちに完全に乗り遅れてしまってですね。今更作ると、これは却って恥ずかしいだろう、今やるならこれはもうガリ板刷りのワラ半紙を駅前とかで配る方がよっぽど格好いいだろう、って負け惜しみを言ったりしているうちに早十年、みたいな感じで過ぎちゃったんですかね。
 それが新作発売をきっかけに何もしないで、本当に休みの日なんか好きなCDかけてグワグワ昼寝してるだけでこんなホームページができちゃうんですから有り難い話です。有り難い、と言えばこのトップページの右下に儲けられている、あ、バッパーズで儲かるわけはない、設けられている担当ディレクター湯川の語るバッパーズ、っていうのも何も知らずに読んだんですが、いやあ有り難い、というより私泣きました、あれ読んで。結構意地汚く飲むし良く食うしちょっと女性にだらしない様な気もするし、そもそも服装はもう少しちゃんとした方がいいんじゃないでしょうか会社員なのですから、と言った様に湯川の方こそ弱点だらけでは、という感情もあるのですが、そんな弱点男が弱点だらけの我々を最強だ、と言ってくれているのですからこれは心強い限りです。
 私事ですが、先日夏休みで嫁さんの両親と一緒に日光に二泊三日で行ってきましてね、ここの景勝地に湯の湖、という湖があります。そしてそこから流れ落ちる湯の滝、ってのがこれまたパワフルな、そうですな、華厳の滝をエルモア・ジェイムスとすると、リトル・ウォルターみたいな滝で、まあ何言ってっか良く判りませんが、そこから始まる川がこれ「湯川」というそうですね。それでその滝に下りていこうとしたその矢先に湯川から偶然電話ありましてね。
「ああ、吾妻さん、いついつの件キャンセルのやつ、復活したんですが大丈夫ですか。」
「ああそう。俺いいよ。でね、今夏休みでさ日光に来ててね。」
「あ、いいですねえ、それじゃどうもどうも」
弱点にもう一つ、『ノーソウル』というのがありました。では、今回はこれぐらいにしておきましょう。
2006.8.21 UP