また、ジャズ・ハーモニカの巨匠トゥーツ・シールマンスに「彼は真に独自のトーンを持っている」と絶賛されたクロマティック・ハーモニカ奏者としては、そのパワフルかつ繊細な明るいトーンと、変幻自在なフレージング、そして何よりも彼自身のハート・ウォームな歌心溢れる演奏に、現在多大なる注目が集まっており、2000年、この楽器をメインに据えた初ソロ作品、“Atmosphere”をビクター・アオシスレコーズよりリリース。これに伴い、松原秀樹、村石雅行、矢堀孝一、小野塚晃とともに“西脇辰弥The Atmosphere”を結成。ライヴ活動も積極的に行っている。同年グルーヴ・ダイナスティー2000にフィーチャリング・アーティストとして出演。そして、2001年7月、ニューヨーク録音を含むソロ第2作目“Sound Of Gravity”を発表と、ソロ・アーティストとしても着実なキャリアを築いている。